自動車学校コラム

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【2026年8月1日号】不正改造車は犯罪です!

【2026年8月1日号】不正改造車は犯罪です!

「知らなかった」では済まされない違法改造と交通安全

毎年、国土交通省では「不正改造車を排除する運動」を実施し、安全で安心な道路交通環境づくりを呼びかけています。

車やバイクを自分好みにカスタマイズすることは楽しみの一つですが、法律で定められた保安基準を満たさない改造は「不正改造」となり、道路運送車両法違反に該当する場合があります。

「ショップで取り付けてもらったから大丈夫」
「中古で購入した時からこの状態だった」
「SNSで見たから問題ないと思った」

このような理由でも、実際に公道を走行すれば違法となるケースがあります。

今回は、不正改造車がなぜ危険なのか、どのような改造が違法になるのかを分かりやすくご紹介します。


不正改造とは?

不正改造とは、自動車やバイクが国の定める保安基準を満たさなくなる改造のことです。

保安基準は、道路を安全に走るために必要な最低限のルール。

これを満たしていなければ、

  • 車検に通らない
  • 整備命令を受ける
  • 罰則の対象となる
  • 事故の危険性が高まる

など、さまざまな問題につながります。

つまり、不正改造は単なる「ドレスアップ」ではなく、安全を損なう重大な行為なのです。


よくある不正改造の例

① 基準を超える騒音マフラー

「迫力のある音が好き」という理由で交換されることがありますが、騒音基準を超えるマフラーは違法です。

大きな排気音は近隣住民への迷惑になるだけでなく、周囲の危険を知らせる音も聞こえにくくなります。

また、近年では消音機(マフラー)の取り外しや性能を低下させる改造も禁止されています。


② 基準外の灯火類・LED化

見た目を重視して、

  • 青色・紫色のライト
  • 明るすぎるフォグランプ
  • 保安基準に適合しないLED
  • 点滅パターンを変更したウインカー

などへ交換するケースがあります。

灯火類は「見えれば良い」のではなく、色・明るさ・取付位置・照射方向まで細かく基準が定められています。

誤った改造は、対向車や歩行者を幻惑させ、重大事故につながる恐れがあります。


③ タイヤ・ホイールの突出

ホイールやタイヤが車体から大きくはみ出した状態は違法となる場合があります。

また、

  • 車高を極端に下げる
  • サスペンションを不適切に変更する

なども保安基準に適合しないケースがあります。

見た目だけでなく、ハンドリングやブレーキ性能にも影響を与えるため非常に危険です。


④ 基準を満たさないミラー

最近では小型ミラーやデザイン重視のミラーへ交換する人もいます。

しかし、後方確認が十分にできないミラーでは、安全確認ができず事故の原因になります。

保安基準では、後方視界を確保できる構造が義務付けられています。


⑤ ナンバープレートの不正表示

ナンバープレートを

  • 大きく曲げる
  • カバーを付ける
  • 見えにくい角度にする
  • ステッカーなどで隠す

これらも違法となる場合があります。

ナンバープレートは車両を識別する重要なものです。

故意に見えにくくする行為は法律で禁止されています。


二輪車も例外ではありません

バイクでも、

  • 消音器を取り外したマフラー
  • 保安基準を満たさないハンドル
  • 基準外の灯火類
  • ナンバーの折り曲げ
  • 不適切なフェンダーの取り外し

などは不正改造となります。

「少しだけだから大丈夫」という考えは非常に危険です。

ライダー自身だけでなく、周囲の交通にも大きな影響を与えます。


不正改造は交通事故の原因になります

不正改造は見た目だけの問題ではありません。

例えば、

  • ブレーキ性能の低下
  • 夜間の視認性の悪化
  • 歩行者への危険
  • 車両の安定性低下
  • 整備不良による部品脱落

など、命に関わる事故につながる可能性があります。

「自分は運転に自信がある」

そう思っていても、車両自体が安全でなければ事故は防げません。


「知らなかった」では済まされません

中古車や中古バイクを購入した場合でも、

「前のオーナーが改造していた」
「販売店がそのまま販売していた」

という理由だけでは責任を免れることはできません。

現在その車両を使用している人にも、安全な状態で運行する責任があります。

車検時だけ純正部品へ戻す「車検対策」と呼ばれる行為も、安全確保という本来の目的から考えれば望ましいものではありません。


日頃から点検・整備を心掛けましょう

安全なカーライフのためには、

  • 定期点検
  • 日常点検
  • 適切な部品交換
  • 保安基準に適合した用品の使用

が大切です。

カスタマイズを楽しむ場合も、「車検対応」「保安基準適合」と表示されているだけで判断せず、適切な取付けや使用条件を確認しましょう。

不安な場合は、自動車整備工場や販売店へ相談することをおすすめします。


東福岡自動車学校からのメッセージ

運転免許は「運転できる資格」であると同時に、安全に車両を管理する責任も伴います。

交通ルールを守るだけではなく、安全な状態の車両で運転することもドライバーの大切な義務です。

「少しくらいなら大丈夫」
「みんなやっているから」

そんな油断が、大きな事故や違反につながることもあります。

東福岡自動車学校では、免許取得だけではなく、卒業後も地域の皆さまが安全に運転できるよう交通安全情報を発信しています。

不正改造をしない・させない・許さない。

一人ひとりの意識が、安全で安心な道路交通環境につながります。

ぜひこの機会に、ご自身やご家族のお車・バイクが保安基準に適合しているか確認してみましょう。


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